リオ ホテル & カジノ

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正面突破が適わなくなったケーテン大佐としては作戦を変え、善戦するラ・ベルジュリ方面から仏軍の右翼を攻め、ここから片翼包囲を図ろうと考えます

 この時、時期良くフォーラン・コッペルに控えていた第47連隊F大隊長のルートヴィヒ・アルベルト・エルネスト・マズッホ大尉は部下と共にラ・ベルジュリの重層陣地へ進み、ケーテン隊の左翼を固めました

また、連隊長を追ってギャルシュに至った擲弾兵第7連隊第1大隊長のフリッツ・フリードリヒ・ヨハン・エルンスト・エデュアルト・マロートキー・フォン・トルゼビアトウスキー大尉は、同地で待機していた同連隊の第12中隊(F大隊の予備です)を合流させ、逆に部下の第4中隊をギャルシュ守備に残すとケーテン大佐の戦線へ増援として進出するのでした

 これら独増援の動きは仏クルティ師団の「逆襲」に間に合い、ここで激しい銃撃と白兵戦が開始されます

先に戦い始めていたケーテン隊は弾薬補充を行う暇もなく戦っていたため弾薬が乏しくなっており、この増援は正に天祐とも言うべき機会に登場するのでした

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結果、ケーテン隊とマズッホ及びマロートキー隊はホスピス・ブレゼン北東の砲台や独兵が「ドルンブッシュ(茨の原)」と呼んだフォーラン・コッペル北東角の交差点(ホスピス・ブレゼンの北900mに現存します)付近の肩墻に構えた野戦砲兵の猛砲撃も借りて仏軍の逆襲を封じ、敵の攻撃が弱まった午後5時、一斉に吶喊して仏軍をラ・ベルジュリからメゾン・ドゥ・キュレの高地にかけて撃退するのです

この時、擲弾兵第7連隊の第2中隊を率いた臨時中隊長フォン・グロットフース少尉は大胆にも後退したベルマール軍の将兵が充満するフイユーズ農場近辺まで追撃し無事生還するのでした

 仏軍の攻勢が退潮に向かうと、未だ仏軍が居座り頑強に抵抗するサン=クルー方面の攻撃は第9師団の前哨部隊を指揮していたフリードリヒ・ヴィルヘルム・アドルフ・フォン・ボートマー少将に託されます

 将軍はポルト・ジャーニュで戦っていた第59連隊の第9中隊と猟兵第5大隊の第3中隊に命じ、ギャルシュ北東郊外で戦うケーテン大佐らを救援するよう高地麓の墓地東側にあった十字路へ突進させます

しかし十字路前方には前述のクルティ師団の重厚な散兵群が構えており、激しい銃撃を浴びた第9中隊は前進適わずサン=クルー公園内へ引き返ざるを得なくなります

この中隊左翼(西)側を進んだ猟兵第3中隊は敵に発見されずモンルトゥーからメゾン・ドゥ・キュレを経てビュザンヴァル公園南縁へ至る小街道を越えた地点まで進出して地歩を固め、ほぼ三方から銃撃を受けても引き下がらず、この活躍によってマロートキー・フォン・トルゼビアトウスキー大尉やケーテン大佐ら擲弾兵第7連隊の進撃を大いに助けることとなりましたが、この丘陵への前進中、擲弾兵第7連隊の中隊長エンシュ大尉は戦死を遂げ、猟兵第5大隊の第3中隊長ヴィルヘルム・エデュアルト・ノルテ大尉は重傷を負ってしまいました

戦闘中のポルト・ジャーニュ光景 ボートマー将軍はまたサン=クルー市街からモンルトゥー堡塁に向かって5個中隊を向かわせましたが、これは成功しませんでした

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 この攻撃中サン=クルー市街を越えて堡塁を包囲攻撃しようとした猟兵第5大隊の第2中隊と第59連隊の第12中隊が市街北縁に達した時に付近の家屋に潜んだ仏軍から激しい銃撃を受け、このためこれ以上前進適わず、これにより正面から堡塁に迫っていた第58連隊の第7,10中隊と第88連隊の第7中隊(第21師団からの援軍)も市街から銃撃を受けてしまい堡塁に迫ることが出来ませんでした

 ケーテン大佐らがギャルシュの前面を抜いて仏軍を出発点のフイユーズ農場まで押し返すことに成功したものの、このサン=クルー市街とモンルトゥー部落や堡塁を抑えられてしまうと、戦線に敵左翼をセーヌに守られた突出部が生じ、仏軍が再び突破作戦を企てる可能性が生じてしまいます

ホスピス・ブレゼンに至ったフォン・キルヒバッハ将軍は第9師団長フォン・ザントラルト将軍と現地指揮官ボートマー将軍に対し、「サン=クルー及びモンルトゥーを本日日没までか明日早朝に必ず奪取せよ」と厳命しました

またキルヒバッハ将軍は午後6時に、第10師団の総予備で既に宿営地へ引き上げていた第46連隊「ニーダーシュレジエン第1」連隊に出動を命じ、第9師団への増援に向かわせるのでした